
『和解』って誰の本ですか、って聞いてしまったあたし、恥ずかしい。
日本人として知っていて当然、なのかな。
この機会に読めてよかった!
これは実話なのかな。
そういうことだよね。
家族と円満なあたしにとっては、
あんまり想像できない父子間の不仲問題。
近い家族を含み、和解に至るまでの過程を描く。
やっぱり赤ちゃんが死んでしまうシーンが悲しいな。
あんまり医療も進んでなかったんだろうな。
今だったらもっといろいろできたのかもしれないのに。
その後のおばあちゃんに対する思い、とかが人間っぽくて好きだ。
言葉で表すのは難しいんだろうけど、よく分かった。
最後の父親と和解するシーンは、案外あっけなかったな。
でも実際、そういうものなのかも。
本を書こう、小説を書こう、としても
結局自分の生活や自分自身とは切り離すことはできないんだろうな。
SF作家はどうやってあんな世界を描き出すのだ。
あたしなんかはどう頑張っても私小説しか書けない気がするのだけど。
解説にも書いてあったけど、
人間の生と死をまっすぐ見つけた作品、
そして「生命観」の意義。
たしかになんとなく感じ取れたような気がする。
早く『暗夜行路』の残りの半分も読まなくちゃ。


コメント