新潮日本文学アルバム / 坂口安吾

なんかこうやって表記すると安吾が書いたみたいになってしまう。
まあなんだっていいのだ。
なんとなく刻んでるだけなのだ。

この本は安吾の生誕から急逝までが細かく書かれていて、
読んだだけでなんだかかなり安吾に近づいた気がする。
単純でポジティブで簡単な人なのだ。
浮き沈みも激しいが、単純がゆえなのだ。
熱しやすく冷めやすいのだろう。
白黒つけたがるのだろう。
ちょっと「堕落論」についても以前よりは理解できる気がする。

それにしてもこの時代の人々は麻薬中毒に陥るなあ。
安吾が実際に使った注射器の写真とかもあってリアル。
太宰と芥川はもちろん、中原中也とか、大岡昇平の名前も出てきてなんだか嬉しくなる。
好きなひとたちが繋がっているのは素敵だ。

憧れのミュージシャンが仲間同士友達であるのがすごくうらやましい。
作家でもおんなじ。
同時代に生きていたら、ぜひそのコミュニティに所属していたかったと思う。
果して今のあたしはそんなコミュニティにいるもかもしれないが。

一生懸命生きよう。
安吾は堕落の一環で麻薬中毒になったわけではない。
そこには飽くなき向上心と創作活動への熱心な想いがあったのではないか。
あたしにもできるかなあ。

とりあえず、今夜はもう1冊読んでみよう。
明日は全集をパラパラしてから、いざ論の組み立てに入るとする。

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