
あたしもいつかこんな45歳になりたいな。
本当に彼女は美しい。
男たちが夢中になるのも分かる。
それでもあたしはリノみたいな女性に憧れるけど。
最後はなんとも言い辛いエンディングだった。
強いて言うなら悲しいエンディングが良かった。
美しい思い出を、胸を張り裂けそうな思いで、
涙とともに愛で続けるような、そんな。
なんとなく期待を持たせられるような終わり方で残念。
ストーカーの場面はこわかったけど、本当にああゆう人いるんだろうな。
主人公の更年期障害については分からないのでコメントできないが、
なんだか悲しいな。
自由に気侭に自分の好きなことを仕事にして
アーティストとしてのらりくらりと起きて
規律に縛られず好きな時間に寝て起きて食べて
猫みたいな生活をするのには今でもとても憧れる。
忠犬パウルもいて幸せじゃないか。
誰と寝ても誰にも怒られない。
そんな生活、うらやましいと思ってたけどな。
でも年相応の人とひとつ屋根の下で過ごして
結婚という形で社会に認められ
家族という形で両家族に認められ
愛の結晶として子供を産むというのはとても幸せなことなのかも。
小説を通して各々の夢として描かれ続け
それでも誰にも叶えられることのなかった願い。
あたしはどうだろうか。
石田さんの文章は初めて読んだけど、
とても読みやすかったし気に入った。
比喩の表現がとてつもなく好きだ。
非凡でありながら情景がありありと浮かぶ、
それでいて言葉も強い印象を残す。
単語にとっても文章にとってもメリットのある比喩。
流れに勢いもあって好きだ。
もっと読んでみたいな。
でもやっぱり最後にタヒチで会ってはいけなかったのよ。
なんだか『冷静と情熱の間』みたいな展開だな。
そんなものは求めてないの。


コメント