フラニーとゾーイー / J.D.サリンジャー

ものすごい勢いで読んだ。
やはり読書の秋なのだ。
この季節だけあたしは本の虫になる。
本当はいつでもこうありたいのだけど。
思ってたより陰気的じゃなかった。
ポジティブな話じゃないか!
家族愛に溢れているし、笑顔で終わった。
サリンジャーの登場人物は、とにかくよくしゃべる。
簡潔にまとめればいいのに、いることいらないこと、よくしゃべる。
本当にそれがあたしはうらやましい。
とても可愛いし魅力的なのである。
でもこんな男の子と付き合ったらしんどいんだろうな。
あっちゃんみたいに笑わせてくれるならともかく、
考えれば考えるほど頭が痛くなる話ばっかり。
いや、そうでもないのかな。
本当はとても簡単で薄っぺらいことなのかも。
はるちゃんとの会話に似ている。
言葉、というものをひたすらこね回す、あの感じ。
あたしはとても好きだった。
瞳で会話したくない。
身体で埋めたくない。
この兄妹のように言葉で遊べたらな。
そりゃあお互い敏感なだけに感情の起伏も激しいだろうけれど。
美しいな。

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