20世紀SF 3 1960年代

ニューウェーブ!
つまりこれはSFが宇宙に目を向けなくなったという流れ。
ということでよいかな。
60年代に月への人類初上陸。
宇宙との距離がぐっと縮まったということで、
宇宙はもはやフィクションじゃなくなってしまったのだ!
そこにある我々の現実。
ということで、SFとしてはもっと別のものに目を向けなくてはならなくなった。

ニューウェーブは反体制運動から生まれた。
反体制運動とはヒッピームーブメントに繋がるものだ。
体制に反対する運動。
どんな体制か。
決められた規則。作られた政治。
引っ張るだけの指導者。
故に引き起こされるベトナム戦争。
国境を越えた国家権力。
あらゆる絶対的と思われていた見えない力への反撥。

五月革命が起こったフランスでは、
シャルル・ド・ゴール大統領が国民議会を解散させた。
我々は愛と自由を叫ぶ。
という流れが世界中に生まれたんだね。

外宇宙より内宇宙を。
というSF界におけるニューウェーブは
イギリスで始まってアメリカへ伝わった。

そのニューウェーブの流れを受けた
代表作と言われてるディッシュの「リスの檻」はおもしろかった。
なんというか、今までの「SFといえば宇宙人」という流れを
完全に無視している。
脳内の宇宙。といったところだろうか。

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