
台湾旅行中に読もうと思って空港で買った。
なかなか面白かった。
全部を通して話がひとつひとつオチもあってしっかりしているし、本としての流れの持って行き方も素晴らしいし、本当に真実を、大切なことをいっぱい言っている。
確かになあ。
本もCDも売れなくなってしまった。
のは、お金を出せば誰でも、素人でも販売できるようになったからかな。
だからその世界のレベルが落ちてしまったのだ。
視聴者参加型になってしまったというか。
規模も大きくなって、本物が埋もれるようになってしまった。
偽者や空っぽの作品が浮かれてたりする。
もちろん私も、作中に出てくる愚かな金ヅルの人たちと同じような気持ちで、本を書きたいと思ってた。
から、言われてることがいちいち身に刺さるようだった。
自己顕示欲が強い日本人。
私の気持ちを知ってほしい。
私の人生は山あり谷ありでこんなにドラマチックだ。
あなたも感動するでしょう。
と、全日本国民が思っている。
アホらし。
つべこべ言わず、ちゃんと良質な作品を書くのだ。
そのためにはやはり、作家だけで食っていける時代ではないのだな。
そしてそれは音楽も一緒。
妥協なく、常に最良の作品を求めること。
本質がわかる人にだけ認めてもらえればいい。
と思う高貴な心を決して失うな。
多くを求めるな。


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