
良かった!
とても。
ライトなので一日でサクッと読めた。
その分没入できた。
まさかそうなるとは、の結末だった。
でも一番ベストなのだ。
小説的に。
すごい。
無駄が無いのに。
とても伝わってくる。
安心できる展開なのに、裏切られる。
そういう女性だからかな。
え、映画化されてるんだ!
見たい。
『さよならをもう一度』Goodbye Again
昔の私だったら、絶対シモン!だったのに、
今ならロジェの大切さが分かる。
ポールは間違って無い。
一人で眠るのは悲しいもの。
悲しくないふりをするもの。
フランス語で読みたかった。
そしてもっと秋に。
ああ、良いわ。
サガンの映画を初めて見た秋の夜を思い出した。
狂おしいくらい美しい人生だ。
いつまでも憧れるのだろう。
*2018/8/5追記
好きだった場面を。
たしかに彼女は、「早く帰っていらっしゃい」と手紙に書いてよこした。だがかれとしては、この手紙を待っていたときのほうが、まだよかった。この手紙をうけとって有頂天になり、馬鹿みたいによろこび、すっかりこの手紙を信じきってしまった自分を、いまでは後悔していた。いいかげんな理由で幸福になるよりも、正当な理由で不幸になっていたほうが、まだましだった。
打ち込みながら思い出した。
そうだね、これだった。
いいかげんな理由で幸福になるよりも、正当な理由で不幸になっていたほうが、まだましだった。
いつだって正当な理由がほしい。
幸せはいつも曖昧だから。
不安になる。
不幸せの方が、よっぽど筋立って、信用できる。
悲しいことに。
(P.83より)


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