
久しぶりのフランス映画。
3時間もあったのに、この映画は全然長いなんて思わなかった。
どこかでどんでん返しがあって、ハッピーエンドになるのではないかと期待しちゃった。
最後、エマの個展に行ったシーン。あんな一人でさ、展覧会ウロウロするのさ、どんだけ心細くて悲しかっただろう。見ていて涙が止まらなかった。
私は行けない。行っても絶対すぐに帰っちゃう飛び出ちゃう。無理。
ものすごく鮮烈な、ひとつの恋の始まりから終わりまでを描いた映画。
エマがアデルの家に泊まりに来た時に、両親とご飯を食べるシーンがあったでしょう。(いつものボロネーゼね)あそこでの両親の質問。嫌だったねー。芸術家じゃ食っていけない。でも稼いでくれる彼氏がいるならいいわね。それが女の幸せ。みたいな。
エマはものすごく大人な対応で、嘘ついて、ニヤニヤ笑ってて、アデルはおどおどしてたけど、私だったら泣き出しちゃう。無理。
さすがフランス。おしゃべりがいっつも何よりもフィーチャーされていて、見ていて飽きない。文学の授業とか、私が受けてきたものと全然違うもんなあ。学ぶ、というよりは、とにかく論じる。みんなが思うこともバラバラで、それもすごいことだなあって思った。だって私は本を読んでも、答え合わせのようなものをしちゃっていたから。このように受け取った、だからこう。みたいな、意見の主張の仕方、羨ましい。
ましてやお昼休みや放課後や登下校のバスの中でも、その作品について思索して、誰かと論じて、なんて素敵。フランスでは意見を持っていて論じ合えないと話にもならないと聞いたが、まさにその通りだ。
『マリアンヌの生涯』読まなくちゃね。
ま、浮気はダメだよね〜。さみしいなんて言い訳にならないし、向き合うことって、しんどくても大事だ。大切なものを壊しちゃうよりもずっと。


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