
かなり刺激強めの映画でした。
特に私が見たのはR18 ver.だったから。
エンドロールが逆だ。上から落ちてくる。
60年代のロックミュージックが爆音で鳴り響く中、止まらない、フランス人のおしゃべり。好きなテイスト。
スコットランドの作家ギルバート・アデアの小説がもとになってる。
なんだか、ちょっと混乱中なので、とりあえずメモ。
アメリカ人のマシュー。フランス人の双子のイザベルとテオ。
マシューは大学生で、映画オタク。テオは、毛沢東に心酔していて、フランスの警察が嫌い。ファシズム、権力の犬と。テレビも見ないし、ベトナム戦争を憎んでいて、兵士になって人を殺すくらいなら絶対に刑務所に入るほうを選ぶ、という。
映画業界を取り仕切る人が追放されて、映画が見られなくなって、映画関係者がデモを起こす。そんな時にマシューとイザベルとテオは出会う。
翌日には、家でのご飯に招待され、その日は泊まり、翌日から両親が旅行に出かけてしまったため、マシューは居候する。
二人とマシューは、ウマがあって、映画オタクなところも気があって、すぐに3人で仲良くなる。
映画の記録に勝つために、ルーブル美術館を9分くらい走る。ちょー楽しそう。
走り終わった後の、仲間だ仲間だ!one of us!!って、可愛かった。
家でも、親も、食事中もタバコ吸って、ずっとワイン飲んで、いいなあ。フランス。
好きな映画のことや、音楽や、俳優について語っているうちはまだ幸せ。
ある日の「何の映画でしょうクイズ」で答えられなかったテオは、イザベルにオナニーを強要される。これを見たマシューは、この二人、おかしい、と思い始める。
しばらくして「何の映画でしょうクイズ」で答えられなかったマシューに、テオは、イザベルとセックスしろと言う。狂ってる・・・
キッチンでセックスする二人。卵焼きを作り出すテオ。処女だったイザベル。
マシューは嬉しくて、本気でイザベルのことを好きになるし、ラブラブな日が続く。
テオは塞ぎ込みがちになる。
家にこもりっぱなしで全然外の世界のことも分からないまま時が進む。
仲よかったり、揉めたり。散らかり続ける家。
ハッパも吸い出して、もうグダグダ。3人でお風呂に入って、ハッパ吸って寝ちゃって、イザベルが生理になって、お風呂の水が血まみれ、なのに、フツーな3人、やばいって。
なぜかチン毛剃られそうになって、やっぱりおかしいよって切れるマシュー。
イザベルをデートに誘う。って言っても映画館でキスしてるだけ。
帰り道で、フランスがどんどん変わってしまっていることに気付く。
テオは女の子を連れ込んで、楽しんでいる模様。
イザベルの好きな曲?がテオの部屋から聞こえてきて、泣き出すイザベル。
マシューは、自分なんかかなわないと思い知る。
テオの部屋で、また芸術談義をしているマシュー。そこにイザベルが来て、客間においでと。シーツで作った秘密基地。酔いつぶれてすぐ寝るメンズ。
イザベルは、マシューに、私たちは永遠なのかと問う。不安になる。でもマシューは酔っ払って眠くて、明日話そう、と、全然答えてくれない。
で、突然帰ってくる両親!散らかりまくってる玄関、くさそうなキッチン、そして秘密基地を覗き込むと3人が素っ裸で入り乱れて眠ってる!!!!
パパは書斎で小切手を書いて、ママがそっと置いて、起こさないようにそっと出ていく。一番謎なシーン。なんで?どこに行くの?見捨てたわけでもなさそうな。国外?
エレベーターで両親がアパートの下に降りて行く時、思い出した。
最初マシューが初めてディナーに招待された時に、マシューだけエレベーター乗って、イザベルとテオは階段で駆け上がった。伝染病がうつるからって。
うつってしまったんだなあ。
ふと一人で目を覚ましたイザベルは、なぜだかガス心中を図る。あれ、催涙ガスじゃないよね?普通にキッチンのだもんね。泣きながらガスホースを握りしめるイザベル。
全員死んだかと思いきや、突然窓ガラスが割れて何かが投げ入れられる。
通りでは対警察のデモ行進が行われている。外へ出ろ、ここから始まる。
迷いもなく加わる3人。テオは先陣を切って火炎瓶をもらう。止めるマシュー。これは暴力だ。頭で戦わなくちゃ、と。
でもテオは聞かない。イザベルもテオについて、2人は走り出してしまった。
立ちすくむマシュー。すごすごと人ごみの中に戻って行く。
先陣で車の陰に隠れるテオとイザベル。警察に向けて投げた火炎瓶が激しく燃え上がり、衝突が始まり、警察たちが一斉にこっちに向かって走ってくる。
で、終了。
うおー!!!!
書いてても、なんだかなんだか!!!
「何の映画でしょうクイズ」をしているイザベルはめちゃくちゃ可愛かった。
エヴァ・グリーン。かわいいかわいい。乳輪でっか。めっちゃピンク。で、乳首ちっさ。胸あるのに、お腹ぺたんこで、手足も細い。すごい。
これがデビュー作なのね。
あと、あの暴動は一体何なのか最後までわからなかったけど、1968年のフランスの5月革命らしい。うーん、何だか中学で学んだような・・
歴史を知らないと映画を楽しめないのである。
白黒映画のシーンもいろいろ挿入されていて、それがシンクロしているのも魅力的だったけど、原作を知らないと、これも楽しめないのである。
チャップリンとか、あのルーブルを走るシーンも、原作を知っていたら、もっとワクワクするはずなのだ。もちろん、毛沢東も、ベトナム戦争も。
最初の泊まる夜に、家の中案内されるシーン、ワクワクしちゃうなあ。
フランスの家の中覗いているみたいで嬉しかった。
たしか、街中の家は古くて、めったに建て直しなんかしなくて、みんな修理しながら使い続けてるって、聞いた。
床とか壁が年季入ってるのも悪くないなあと思う。
壁に備え付けの本棚。ぎっしりの本。うまくぴったり閉まらないドア、とか、きしむ床。とか、こうやって見てるととても羨ましい。めちゃくちゃ広いわけじゃないけど、愛を持って大切に使ってさ。
テオの部屋も、壁とかガビガビだったけど、それでも好きなものに溢れてて居心地良い空間だった。
キッチンも、3人が荒らすから、どんどん汚くなってた。裸足で歩いて大丈夫?しかもたまにしかお風呂はいらないし・・まあ、そんなもんか。と思っていたら、イザベルの部屋だけめちゃくちゃ綺麗で整頓されてて優雅で異空間なん面白かった。
汚いの嫌いやん!絶対!って思った。
監督は、ベルナルド・ベルトルッチ。イタリア人。


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