
2008年、インドのムンバイを襲った同時多発テロ。
知ってた?
私、そんなニュース覚えてないな・・
駅やホテルやレストランや警察や病院をターゲットに立て続けに襲われた事件を扱った映画。
イスラムの神を崇める若い男性達が、捨て身で銃撃戦を行う。
電話の先にはいつも指導者がいて指示を与えてくる。
「神のために」それだけでそんなにできるものなの?
アジア人にはあまり興味が無いようで、アメリカ人やイギリス人を容赦なく打つ。
ほとんど打ち殺した後は、捕まえて生きてるまんま、囮として使う。
怖いなあ。
ホテルの客達を人質にして、ホテルにこもった4日間を描く。
あのホテルが、今も実際にあるということに驚いた。
爆破もされたらしいので、リニューアルをして、だけど、一体どれくらいの人がそこで亡くなって、どれほどの血が流れたのであろう。
そのホテルに立つということは、死者の上に立つということなのだ。
まるで広島だ。小学校の時に歌わされた強烈だったあの歌を思い出す。
「広島にいる時、本当は死者の上」
とは言え、更地にしておくわけにはいかないし、そんなこと言ったら、東京だって死者の上なのだ。
あんまり誰にも感情移入できなくて、ただただ淡々と時間が進んでいった。
なんとなく被害者達よりもテロリスト達の感情や行動のほうがリアルだった。
本当にあんな感じだったんだろう。
目の前の、今にも殺そうとしている女性が、アラーに真摯に祈ったのを見て、どれだけ動揺したことだろう。
宗教とは、信仰とは、考えさせられてしまう。
けど、人を傷付けるのは良くないよ。
主役の俳優デーヴ・パテールは「スラムドッグ$ミリオネア」の彼。
とても表情が豊かで惹きつけられる。
あの映画最高だったな〜。もう一回観たくなった。


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