The Crown / ザ・クラウン

とりあえずシーズン2まで見終わったので、忘れないうちに記しておく。

ものすごく勉強になるドラマなのである。

イギリス史の一番大事なところを、掻い摘んで観て学べる。

S1は、若きエリザベスがまだ独身のところから始まる。

婚約者はフィリップ。

なかなか結婚の時も大変だったのだ。

苗字をどうするか、とか。マウントバッテン、ね。

ロンドンがスモッグで覆われたやつ、知らなかったなあ、調べちゃった。

大変だったね。

エドワード8世(デイビッド)、ヤバい奴だね、知らなかった。

王様になったのに、禁断の恋に落ちて、国を捨てた。

国外追放されて、エリザベスの戴冠式の時に、アイルランド(スコットランド?)で一人寂しそうにバグパイプ吹いてたの、切なかった。

彼は戴冠式をしないまま、1年未満で王様を辞めてしまった。

後悔することばかりでしょう。後悔すればするほど、隣にいるアメリカ人の妻を美しい、愛している、と思うしかなくなる。

だって、それがなくなったら、まじで何もなくなるから。

つら。

嫁の立場でも辛いわな。

夫婦生活がうまくいかなかった瞬間に、戻れないくらい深い後悔の穴に落ちる。

そうならないために、自分はこれが一番幸せなんだと、思い、信じさせておかなくちゃいけない。

つら。

一方で、そのデイビッドが王様をやめたせいで、弟のジョージが王様になり、ジョージが死んだせいで、女王様にならざるをえなかったエリザベスは、デイビッドを恨んでる。

お前のせいで、私は普通の女の子ではいられなくなった、と。

当然っちゃあ、当然。でもエリザベスが王女様として成功しているのは、根底にそういう考えがあるからだと思う。

なりたい、とか、なるために準備をしてきた、なら、するりと受け入れるであろうものを、エリザベスは、自分の目で見て、ちゃんと自分の基準で判断する。

フィリップも曲者。

私がエリザベスなら、あいつまじ無理だわ。腹立つー!顔も!

実際には一目惚れしたらしいけど、まじで捻くれてるからね、絶対B型。

まあ、夫婦なので、イザコザあったり、理解して仲直りしたり、という感じ。

常にエリザベスが、ちゃんと自分を貫いている女性なので、本当に好感を持って見れる。

凛として、毅然としていて、常にかっこいい。思慮深く、慎み深く、でも、しっかり強い。素敵すぎる。

ほんで、エリザベスの妹のマーガレットも、地雷。

王室で働くおっさん、ピーター・タウンゼントと恋に落ちる。

え!?って思ったけど、違う、The Whoは、ピート・タウンゼントだった。

結局ピーターとは結ばれなかった。

当時のイギリスロンドン王室で、いかに離婚がNGだったかということが、全編を通してよく分かる。

今だったら、別にいーじゃん、みたいなことも、伝統、というか、宗教、というか、ルール的に、絶対NGだったのだ。

どういうくじ引き?って思うけどね。

一か八かで結婚してさ、ハズレだったとしてさ、でも離婚したら、金輪際その界隈で生きていけなくなる、みたいな、なかなかシビア。

マーガレットの言い分は、めちゃくちゃ分かるけどね。

私が彼女なら、もっと、暴力する。

暴力する。

腹立つよな〜納得いかんよな〜。

姉、死ね!って思うよ。

そりゃあ思うよ。

なのでずっとマーガレットは姉に対してツンツンしている。

S2でもずっとピーターのことを忘れられないマーガレット。

血迷って、幼なじみと結婚しそうになるが、未遂でセーフ。

あいつもやばい。

そして、癖の多そうな写真家と結婚することになる。

S2で一番印象的だったのは、子供のチャールズの学校についてのエピソード。

イートン校に行けると思って、嬉しそうだったのに、フィリップが突然のB型を発揮して、自分の母校に行かせると主張。

なんでも子育てはフィリップのほうが権限があるようで、エリザベスも口を挟めない。

行った学校では、チャールズが悪戦苦闘する様子と、当時のフィリップの姿がシンクロするエピソードが非常に魅力的。

泣いてしまった。

フィリップが、そこで鍛えられて、お金じゃ得られない大切なものを得たのだという子tがとてもよくわかったし、同じ経験を息子にもして欲しい、というのも、至極真っ当な流れである。

でもね、みんながみんな、自分とおんなじようにはできないんだよ。

私はとてもよく分かる。

友人や兄弟や、ましてや自分の子供が、私が生きてきたようにうまく世を渡れないことくらい、分かり切っている。

私だからできたけど、まあ、大抵の人は無理でしょうね、と、なぜか理解している。

フィリップは、それを理解していなかった。

自分の過去の栄光を、息子に押し付けたのだ。将来の王様に。

非常に悪い父親である。かわいそうなチャールズ。

子供時代が描かれているけれど、チャールズ皇太子だって、もう、72歳だし、そんな、鬼親のフィリップも今年、亡くなってしまった。

過去を見つつ、私たちは現在も見ている。

エリザベスだけが、変わらぬ時代の象徴なのである。

考えたくもないけど、彼女がいなくなった時、歴史は大きく変わる。

それでいうと、あんなに子供を身篭りながら、王女として任務をこなす彼女が、世界で一番かっこいい。

ジョン・F・ケネディと会って、嫁のジャクリーンとも対話して(裏で虐げられて)、そしてジョン・F・ケネディが死んでいくのを見ていた女性。

一連の毅然とした対応が非常にかっこいいい。

ジャクリーンに手紙を書くところなんて震えるくらいかっこいい。

あんな伝説的な女性が、今も生きている。

God save the queen.だ。

最高だ。イギリスが羨ましい。

かたや、この国は、王族に等しい、皇族があるくせに、男しか認められないという腐ったルールのせいで、全てがおかしくなってる。

王様が(もしくは女王様が)、自分で子供を産めるのが、一番いいじゃんね。

でも男は無理だから。女に頼らないといけないから。だから、女選びが一番大切なのに。

令和の天皇はミスってる。

なぜ雅子さまは男の子を産まないのか。

なぜ男の子を産まない雅子さまと結婚したのか。

女性のキャリアとか言ってんじゃねーよ。

皇族に入るからには、自分のキャリアはもちろん、思想も、身体も、捧げなさいよ。

私は全然右翼ではない。

でも、納得いかん。

皇族は、そういう、我の強い人で成り立つものではない。

理解して、演じられる人々によって、受け継がれていくもの。

そういう点でエリザベスは、200点。

なのに、日本の皇族は、終わってる。

ミス、ばっかり。ムカつく。

男ルールでいくならさ、そのルールに則れよ。

腹立つ。非常に腹立つ、けど、この問題は、またどこかで。

とりあえず、S2まで全部見ました、という記録。

コメント

タイトルとURLをコピーしました