宮本から君へ

なるほど、原作は漫画なのね。小説でもなく。確かに、そう言われてみれば、コミカルかも。

そしてエンディングの歌。誰だろうと思ったら、宮本浩次+横山健なのね。

エレファントカシマシの宮本浩次だよね。すごい、あんなにパンクで、あんなに切ない裏声で歌うんだ。すごく映画に合っていて、邪魔されずに最後の0秒まで見切った。

今日日珍しい。

わりと、7,8割くらい、胸糞やな、と思っていた。

でも最後で、ホロホロと泣けてきて、笑えた。

終わり方は呆気なく感じた。漫画はどうなのか?

あんまり現実的な話ではないけれど、観終わった感じは、清々しく感じる。

二人のそれぞれの家族に結婚と妊娠の報告をするシーンから始まる。あとは、そこに至るまでの、二人の馴れ初めからが、始まる。

観終わって、冒頭のシーンを思い出すと、宮本が実家の、靖子と同じ部屋で夜、月明かりの下、静かに泣いているシーンが響く。

なんか今、wikipediaを読んでいたら、漫画もよっぽど膨らみがあって面白そうだ。

最終回は映画と同様に自宅出産らしい。

まあ、とにかく、出会った靖子と宮本は恋に落ちるが、宮本の取引先のオヤジラグビーグループと飲むことになり、そのボスの息子のタクマが出てくる。家に送ってくれる。

弱いのに、飲まされまくった宮本は、帰宅後爆睡。タクマと靖子が飲んでいる間にレイプされる。宮本はすぐそばで爆睡。

これは、オヤジラグビーグループの、あのセクハラオヤジが一番悪いと思うよ。

飲んでいる間も靖子のスリーサイズ当てようとしてくるし、タクマに迎えに来てくれ、っていう電話も、パパから代わって、良い女斡旋してやる、とか言っちゃってるからね。

完全にアウト。まあ、タクマも全然アウト。

筋骨隆々な、プロレスラー体系、好きだけど、タクマみたいな人いると、怖いって思う。

宮本が言ってた、拳がボーリング玉、って、本当にそうだろうな。

で、靖子はレイプされて、てめーが寝てて守ってくれなかったからだよ、って切れて、宮本と離れる。

まあ、ちょいちょい元彼、みたいなタバコヤローが出てくるけど割愛。

そして靖子は妊娠が発覚して、それはタクマではなく、レイプされた時点では妊娠していたらしいと。

タバコヤローか、宮本の子供。

で、それをタバコヤローから聞いた宮本は、もう、やるしかない。

タクマの金玉を千切り、戦いに勝って、靖子に対しては、一生一緒にいてやるから、と偉そうなことを言い、俺の人生バラ色、大丈夫だから、と、ノータリンのように笑う。

ずっと、結婚も拒んで、一人で産んで育てると言っていた靖子、宮本が金玉千切れたタクマをチャリに乗せてきてプロポーズした時も断っていた靖子には、しっかり共感できたけど、あんな、血だらけで、前歯も無くて、何言ってるか聞き取りにくいし、無根拠な自信振りかざして絶対大丈夫だからってワハハと笑っている宮本見たら、なんだか泣きながら笑っていた。

まあ、そこで心が飛び込んじゃうのは、若い印である。

もう私は、そんな夢みたいな言葉聞かされても、笑えねーよ、と一蹴してしまうだろう。

でもね、最大なピンチの時に、無根拠でもいいから、大丈夫だ、安心しろ、と言ってくれる人は、かけがえない。

しかもテキトーじゃなくて、全身全霊でそう叫んでくれる人はなかなかいない。

私の恋人はどちらかというとそういうタイプだったのかもしれない。

大丈夫、俺、やっとくから、が口癖で、全然やってくれないから、イライラした。

でも、本当に命に関わるような、どうしよう!みたいな時、例えば夜に地震が起きた時、彼が言う、根拠のない大丈夫だから、に、どれほど救われただろう。

そんなの誰にも分かんないのにね。

宮本、確かに暑苦しい男。私は早い段階で愛想尽かしてしまいそう。

でも漫画は読んでみたい。そんな映画でした。

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