ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 / J.K.ローリング

夏休み。どこにも行けず、誰とも会わず、引きこもり。

ヴォルデモート復活のことがニュースにならないかと毎日気にしているのに、何もない。

ある夜ダドリーと一緒に歩いているとディメンターが2人も現れる。しょうがなく魔法を使うハリー。

近所のフィッグばあさんは魔女だった!マンダンガス・フレッチャーがずっとハリーを見張っていてくれたらしい。

魔法省にバレて退学の危機。バーノンおじさんにもいろいろ問い詰められる。吠えメールがペチュニア叔母さん宛に届いて、何かに怯えて、ハリーを追い出すのをやめる。

ダーズリー家がみんな出かけた日、階下に魔法使いがぞろぞろやってくる。ルーピンやマッドアイ・ムーディもいる。出発の合図を待って、ハリーたちは箒でダーズリー家を出発する。

着いたのはロンドンの、薄汚れた秘密の家。ウィーズリーおばさんも、ハーマイオニーもロンも、ロンのきょうだいたちも、ヘドウィグもみんないる。

不死鳥の騎士団の会議が行われているらしい。ダンブルドアに口止めされているとかで、一向に何も分からないハリーはいらいら。シリウスにも会う。

そして、ダンブルドアについて、ヴォルデモートについて、不死鳥の騎士団について、聞きたかったことをいろいろ質問して、ある程度情報を教えてもらう。

シリウスの家のしもべ妖精は性格が悪い。みんなで数日間大掃除をする。いよいよ明日は尋問の日。魔法を使ったことについて問い質され、退学か否かが決定する。ダンブルドアの意向でシリウスも来ない。

そして尋問の日。ダンブルドアも弁護人として来る。目も合わせてくれない。でも無罪放免!

ホグワーツから新学期の案内が届く。ロンとハーマイオニーが監督生になった。

ホグワーツに向かう列車の中、ルーナ・ラブグッドという変わり者の女の子に出会う。

ハグリッドがいない。勝手に動くはずの馬車を馬みたいなものが引いているのに、ロンは見えないと言い、ルーナは前から見えていたと言う。

組み分け帽子の歌が少し変わっていた。新しい先生が2人(そのうち1人は尋問の時にファッジの横にいた!)。日刊予言者新聞の情報を鵜呑みにしている生徒もいるようだ。

アンブリッジ先生は非常に厄介。防衛術の授業で、呪文を使わず、理論だけ学ぶと言う。なぜなら生徒が危険な目に合うはずがないから。ハリーはヴォルデモートが蘇って、実際にセドリックは殺されたんだと主張する。

やっと週末。クィディッチの練習。宿題。パーシーからロンに手紙が届き、ダンブルドアもハリーも危険だと告げる。談話室の暖炉にシリウスが現れて少し会話する。

魔法省のバックアップで、アンブリッジ教授はやりたい放題だ。授業に査察に来る。その度にハリーとかち合う。ロンとハーマイオニーは防衛術をハリーから学びたいと言う。

他の人にも教えてあげることに。週末、ホグズミード、ホッグズ・ヘッドに25人ほど集まって、防衛術をハリーに教えてもらうことで話がまとまる。ジニーはマイケルという彼氏ができた。チョウはハリーに気がありそう。

アンブリッジに勘付かれたのか?月曜日にはあらゆる生徒の組織を禁ずる(許可がいる)という張り紙が貼られる。クラブをどうやって続けるかを暖炉の中のシリウスに相談中、突然シリウスが消えてアンブリッジの手が出てきた。

ドビーに教えてもらった秘密の部屋でDAクラブのミーティング。武装解除の練習。チョウのことが気になるハリー。

いよいよクィディッチの試合。相手はスリザリン。マルフォイはひどい。ロンはめちゃくちゃ緊張してる。結局いっぱいゴールを入れられたがハリーがスニッチを握りしめたのでグリフィンドールの勝利。試合後のマルフォイは相変わらずムカつく。あまりにもロンの家族をバカにするのでジョージとハリーがぶちぎれた。マクゴナガルに怒られるだけで済むかと思ったら、双子とハリーはクィディッチ禁止と言われた。落ち込むハリーと双子。もちろんロンも。そんななかハグリッドが帰ってきた。

3人でハグリッドの家に行って、ハグリッドがマダム・マクシームと一緒に巨人たちに会いに行ってきた話を聞く。突然アンブリッジがやってくるので透明マントに隠れる。3人の足跡が雪の上に残っていたらしい。

冬休み前のDAが終わって、泣いているチョウにキスしたハリー。その夜、ロンのお父さんが蛇に襲われる夢を見る。夢の中ではハリーが蛇だった。

マクゴナガル先生とダンブルドア校長に伝え、ウィーズリー家の子供たちとハリーは、シリウスの家(グリモールド・プレイス)に送られる。移動キーを使う時、ハリーはダンブルドアに噛み付きたい衝動にかられた。ロンのお父さんは生きている。なぜハリーが蛇の視点で見ていたのか?ヴォルデモードが取り憑いているのか?

(この章では移動キーのルビが「いどう」になっててムカつく。下巻の最初は「ポート」だったのに。しっかりしてよね。)

自分がヴォルデモードに取り憑かれているのかもと思って塞ぎ込むハリー。グリモールド・プレイスには家族でスキーに行っていたハーマイオニーも来た。聖マグル病院にロンのお父さんのお見舞い。ロックハート先生も入院していた。そこでネビルに会う。ネビルの両親(ベラトリックス・レストレンジに正気を失うまで『磔の呪い』にかけられた)が入院していたのだ。

ちなみにシリウスの家のクリーチャーは巣穴にベラトリックスの写真を大事そうに持っていた。

新学期はダンブルドアの命令でスネイプとハリーの閉心術の補修が始まる。ハリーがヴォルデモードから心を守るため。初回の授業の夜、ハリーは寝ようとして突然幸せで笑い転げる。ヴォルデモードが喜んでいる?

翌朝、新聞でアズカバンから集団脱獄があったことを知る。

ハグリッドは停職になって元気がない。バレンタインのホグズミードにチョウを誘うことになったが、デートはうまくいかず、ハーマイオニーとの約束を優先して、リータのインタビューをルーナの父のザ・クィブラーに掲載してもらうことになる。

雑誌の効果は絶大。アンブリッジが雑誌の所有を禁止したおかげで生徒みんなが記事を読んだ。幸せな夜、ハリーは自分がヴォルデモードになった夢を見る。ボードは武器を取り出すために呪文をかけられて、その呪文がとけないように殺されたのだろう。次はルックウッドが武器を取り出そうとしている。スネイプとの閉心術の授業で、ハリーは幼い頃のスネイプの記憶を見る。首になったトレローニー先生をダンブルドアが引き留める。占い学の新しい先生はフィレンツェ(禁じられた森の中で見たケンタウロス)。

DAの最中、ドビーが来て、アンブリッジにバレたと教えてくれたので解散。マリエッタが密告したらしい。ダンブルドアが全ての罪を被って連行されることになった。(自分で消えた)

アンブリッジが校長になって、フレッドとジョージは花火をあげて騒ぎを起こす。スネイプとの閉心術の授業で、スネイプが離席した隙に「憂いの篩」でスネイプの記憶を除く。学生時代にハリーの父からいじめられているスネイプ。

ハリーはシリウスに会って真相を聞こうと考える。またフレッドとジョージが大暴れしてくれる隙にアンブリッジの部屋の暖炉からシリウスと話す。戻ってくる頃にはフレッドとジョージが学生を辞めて箒で飛び立ってしまうところだった。

クィディッチの試合の日、ハグリッドがハリーとハーマイオニーを禁じられた森へと誘う。そこにはハグリッドの弟分だという巨人がいて、もしハグリッドがいなくなったらハリーたちに面倒を見てほしいとのこと。帰り道ではケンタウロスの仲間たちに遭遇し、敵対心を剥き出しにされ、絶望的だと感じる。ロンの活躍でグリフィンドールは優勝。

いよいよOWL試験。順調に進んでいたが、最後の「魔法史」で目を閉じて思い出そうとしてたハリーはまたしても神秘部を歩いているイメージにとらわれ、倒れてしまう。シリウスがヴォルデモードに捕まっていた。

今すぐ神秘部に飛んでいきたいが、シリウスの不在を確認するために、またアンブリッジ先生の部屋の暖炉を使用する。シリウスは不在でクリーチャーと会話しているうちにアンブリッジにバレる。仲間は全員捕らえられ、ハーマイオニーが大嘘をつく。

禁じられた森へ行くハリーとハーマイオニーとアンブリッジ。ケンタウロスの群れに出くわし、アンブリッジが連れていかれる。ハリーとハーマイオニーがケンタウロスに襲われそうになった時グロウプが登場して助かる。残りのみんなも森に来て、セストラル(死者を見たことある人にだけ見える馬)に乗って6人でロンドンの魔法省へ向かう。

神秘部にシリウスはいなかったが、ガラス玉を見つけた。

ルシウス・マルフォイとベラトリックスと死喰い人たちとのガラス玉奪い合いバトルが始まる。途中でシリウスたちも駆け付けてくれたしダンブルドアまで来たが、ベラトリックスにシリウスは倒された。

ガラス玉は割れた。

ダンブルドアとヴォルデモードの戦い。一瞬蛇に取り憑かれるハリー。消えるヴォルデモード。ファッジが到着。

学校に戻ったハリーは、ダンブルドアから長い話を聞かされる。予言のこと、ヴォルデモードからハリーを守るためだけに、叔母さんの家に住まわせ、閉心術を学ばせ、自分から教えず目も合わせず距離を取り続けたこと。

初恋も終わり、愛する人も失い、傷の意味を知り、ヴォルデモードとは殺しあわなくちゃいけない運命だと知る。

ハリーには大変な1年だったね。

シリウスの死は、重いなあ。

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