
これはなんで観たのか、自分でもうまく説明できないけど、惹きつけられた。
アニメなんだけど、やけにリアルでびっくりした。
2020年の日本・インドネシア合作。
監督の実体験ではなくて、脱北者たちに取材をして作り上げたらしい。
北朝鮮のある家族。父親が外国関係の仕事をしているのか、英語を話せる家族。
仲の良い家族。仲の良い兄妹。
ある日、父親は政治犯の疑いで逮捕され、3人は強制収容所に送られる。
着の身着のままで出てきたのに、強制収容所近くの家に着いた時には、持ってきた食べ物も全て奪われていた。
訳も分からず、働かされ、ろくにご飯も与えられず、兄は毎日炭鉱の中で働かされたり、妹は革製品(?)を作らされる。
頑張る兄。たまにはずるいことをして、褒美にご飯をたくさん貰えても、母親にも妹にも冷たくされる悔しさ。母親も死に、残された兄妹。兄と仲の良い男友達。
3人で支え合いながら、近所の老人にも優しくして(ご飯をあげたり、薪をくべたり)、平和に過ごす。
そんな中、妹はアメリカ人にレイプされる。
キレた男友達はアメリカ人に手を出し、捕まる。(そこで家族の父にも出会う)
妹は妊娠する。男友達は、足を悪くするが、死なずに出てくる。
3人で逃げ出そうと企む。
そんな中、正々堂々と兄は北朝鮮に歯向かい、大混乱。そして妹はそれを「2人で逃げて」の合図だと捉える。
逃げた妹と男友達。子供も生まれ、その男友達は、立派な青年になり、今アメリカでTEDのステージに立っている。兄にはもう会えなかった。
淡々としているんだけど、リズム感が良くて、飽きないし、3Dアニメの仕草とは表情が生き生きしていて、目が離せない。
夕焼け小焼けの赤とんぼを歌ってた。
True Northは、コンパスの針がいつでも北を指すように、変わらない、正しい方向、生きる意味、ということらしい。
The Moleといい、本当にあの国は知れば知るほど謎が深まる不思議な国である。


コメント