Minding the Gap / 行き止まりの世界に生まれて

スケボー映画好きなんだよねえ。

100%青春で、羨ましい。

ドキュメンタリー。

ラストベルトと呼ばれるイリノイ州のロックフォードで生きる3人。

スケボーを通して繋がった3人だが、そのうち一人はカメラマンであり監督なので、途中まではあまり出てこない。

失業率も多く、夢もない生活の中で、みんな闇を抱えている。

ザックはニコニコしてて、もし自分が男だったら懐いてしまうだろう。

ニナと若くして子供を作り、DVをして、別の女と出会い、離れていく。

高校も卒業していないらしく、まともな仕事にはつけず、父親として頼れるタイプでもないし、スケボーしたいのに、ニナばっかり飲み歩いてずるい、なんて思う、子供らしい人。

黒人のキアーは、父親から厳しく躾けられてストレスにもがいたが、ちゃんと自分で家を出て、自分の力で生活をしている。

スケボーのスポンサーもついた。

そしてそれをずっとカメラに収めているビンは、母親が再婚した相手からとんでもないDVを受け、トラウマを抱えている。

半分くらいまでは若者がスケボーしながら、その仲間と共に年を重ねていくだけなのだけど、ビンがだんだん闇に切り込んでいってからが面白い。

キアーの母親に新しい恋人ができたことを、立ち入りすぎ、と言われても聞く。

キアーの父親は死んでしまっている。

葬式以来だという墓地に行って、石碑の場所も忘れてしまったので、探しながら、やっと見つけた時には、うまく言葉に出来ず泣いてしまった。

ビンは自分の家に行き、腹違いの弟と会う。(DVをする父との子供)

父親のDVは弟にとってもトラウマになっていたみたいだ。

母親にも会う。逃げ出して、自分が見捨てられたような気になっている。

母親もまた弱く、声を上げられず、何が正しいのかも分からないまま、下手な英語で精一杯生きているようだった。

なぜザックはニナを殴るのか?そしてなぜニナは声を上げないのか?

この町から消えない、負の連鎖を嘆いているようだった。

スケボーがあったから、逃げ場もあったし、仲間もいたし、乗り越えられたのだろう。

そうじゃなかったらもっとやばい大人になっていたはずだ。

子供の世代は、そのまた子供の世代は、幸せになれるのだろうか。

ビンはスケボーしながらスケボーしている2人の動画を撮るのか?

それが一番難しくない?

堀米くんみたいな人たちが、そこらへんのストリートにわんさかいるんだ。

すごいなあ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました