Sad Vacation / SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー

やっぱこの二人は大好きなのである。

初めて知った中学生の時、かっこいい!!と思ってのめり込んだ。

絵に描いたようなカップルなのである。

私はナンシーみたいになりたかったし、シドみたいな男性を探した。

NYCに行った時には、伝説のCHELSEA HOTELを探して、ホテル前で写真を撮ったりもした。

100号室。入ってみたかったなあ。

生きている時の2人の映像は非常に少ない。

それでも今までみたことない映像があって、喋るナンシーとシドを見れたのは興奮した。

あとは、当時の二人を知る人々へのインタビュー。

あの頃のパンクスたちが大人になっているのを見るのも興味深い。

年をとってもかっこいいおばちゃん、おじさん。

シドとナンシーもそんなふうに年を重ねていただろうか?

否。二人はどうしても長く生きられなかったように思う。

伝説のまま、美しいまま、散ってしまった。

だから私たちの心には、永遠に残る。

ナンシーの死は、びっくりするくらい、今でも不明な点が多く、なぜ死んだのか、誰かが殺したのか、シドが殺したのか、そしてシドも亡き今、事件は迷宮入り。

ナンシーはグルーピーで、ピストルズに目をつけてロンドンに渡り、メンバーであれば誰でもよかったけど、他のメンバーに振られ、シドに目をつけた。

化学反応が起こってしまったのだ。

ドラッグ浸りの二人。情熱的で攻撃的な愛に浸っていることが、二人にとって幸せだったんだろう。たまに傷付けあっても、それもまた愛情だったのだろう。

気の強いナンシーに、シドは頼って、縋っていたんだと思う。

完璧な二人だったのだ。不安定だったけど、安定している時は完璧なバランスだったんだ。

ナンシーの死因は、分からん。私は、なんでもいいし、どうでもいい。

ただ、シドがへこんだんだろうな、と思うと、かわいそうになる。

本当に、無垢で、少年のような男の子だったのに。

この映画観てよかった。

シド&ナンシーがもっと好きになった。

最高の二人よ。

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