
36歳、独身女。わかる〜。
あんなに親に煽られてるのにさ、いざ結婚する人見つけた、ってなったらおんなじことになりそう。
謎に私も不機嫌で、これでいいんでしょ、みたいになって、誰も幸せにならなさそ。
そう考えると、心の底から、この人なの!って思える人じゃないと、もう動けない。
田中みな実の演技、初めて観たけど、声のトーン、低くて落ち着いてて好き。
小さい声だけど、ちゃんと抑揚あって、しっかり届くの好き。
良いね。
パパ活女子は、ちょっと、なんとも言えないな。
体売るプライドないのに、春は売っちゃうんだ。と思った。
遠い世界の女子。惨めになること、最初から分かってるじゃん。
女は歳を重ねるごとに、男にとっての価値は減っていくんだから。
縋りつけるわけないよ。こっちで稼がなくちゃ。
でも最後、ケータイも放り投げて、タクシーの運転手やってたの、好感持てた。
這い上がる女子、逞しくて好き。
ママも、辛いね〜。あんな旦那やってられん。
あんなの見ると、絶対子供無理、って思っちゃう。
なんか、小動物みたいで、可愛いママだったな。
もっと、意見や平等を主張してもいいのに、と思ったけど、やはり専業主婦だと、あのように、何も言えなくなってしまうのか。
田中みな実の実家のお母さんもそうだったもんね。
平等ではなくなってしまうのか。
だから最後、離婚する、じゃなくて、私も働きたい、って言ったの、希望に満ち溢れてて素敵だった。かっこよかった。頑張れ。
そしてもう1人。なんか、一番私の境遇に似てた。
ずっと同棲していた彼氏に振られて、まあ、私も1人で生きていけるだろうと思われていたのだろう。か弱い女子じゃないからね。
1人で生きているのは身軽で楽しいし、でもいつか結婚できたら幸せなのかも、なんて漠然とした希望を抱いて。
現実はそんなもんじゃないって知ったら、じゃあ私なんのために生きていくの、この先の長い時間、って思っちゃう。
真似して、今日は部屋でタバコ吸っちゃった。
市川実和子、魅力的だった。
コミックが原作だと知って、納得した。
最初の藤井隆からの、え?これ映画だよね?ドキュメンタリー番組?ってガチで思っちゃったあたり、つかみはばっちり。
出てくる男性とか、シチュエーションとか、マジでリアルで、本当、東京ってこんな感じ〜って思っちゃった。
そんなサバンナに私も生きている。
おんなじ36歳。彼氏はいないし、結婚の予定もないし、マジで中古マンションとペット飼おうとしている。
でも、田中みな実のあのおじさん見ると、いいな〜かっこいいなーって思う。
男だから?いや、女だって、あーゆーふうに自由に生きてたっていいよね?
申し訳ないな、と思うのは、両親が私に受け渡してくれたバンドを、もう私は誰にも渡さずに、このリレーをここで止めてしまう、ということだ。
フェアじゃない気がするから。
両親は、しっかり稼いで、立派な家を建てて、姉弟三人に十分すぎるくらいの教育を与えて、明るい未来をくれたのに。
私はもらったもの全部独り占めして、この先誰にも何にも渡さないという、そういう現実に、たまにくらう。
申し訳ないなあ、ダメだなあ、私って。
ペイフォワードするのが、本来あるべき姿なんでしょうよ。
それが家族という形だと、誰の目にもあからさまに引き継いでいる感じが分かるから。
私は違う形で誰かに何かでペイフォワードしていくのか?できるのか。
バトンをまだ持っているということが、嫌なんだ。
プレッシャーだし。バトンはどんどん重たくなるし。だんだん走りづらくなってくる。
投げ出したくても投げ出せないし。
引き受けたい人が出てくるわけでもない。
私の選択。どうする。
最後、田中みな実の想像上の結婚式の日、コウヘイに「じゃあなんでプロポーズ受けたんだよ」って言われた時の返答が秀逸だった。
「ただ、魔が差しただけ」
最高〜。
あと、3Bから3Cね、笑っちゃった。
カメラマン、クリエイター、カレーをスパイスから作る人。
劇中のBGMもとってもよかった!
あら恋のメンバーが担当してるんだ。どうりでセンスが、そう。
にしな、という、アーティストさんの音楽が、この映画にとても合ってた。
この映画を観終わった後、眠りにつくまでの間、この物語を反芻して、自分についてあれこれ考えて、過去を思い出して、未来に思いを馳せる時間が、とても幸せだと思った。


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