
最高ですね、松本清張は。
どうしてこんなに心を掴む文章を書き続けられたのか。
2023年12月に一人で稚内旅行に行った際に、現地のコンビニで入手して、あっという間に読み終えた。
中でも最初の「遭難」は衝撃で、非常に良くできていて、あまりにもリアルで、何だか悪夢を観た気がする。
こわくて、美しい。
それ以外の話も、こんなことを言うのは非常に烏滸がましいのだが、とても良くできていて、魅了された。
本当はもっとそれぞれのエピソードについて記したいけれど、何しろ読んだのが2ヶ月前だし、再読するには今ではないと思ったので、一旦これだけを記すことにする。
いつもながら自分の勘に感動するのは、この本を、厳冬の稚内の土地で読めてよかった。
南国で読む本ではない。
旅行中に読む短編集というのは、非常に貴重で、今日は2話読んで寝よう、とか、飛行機の中で1話、待ち時間にさらに1話と、サクサク読み進められるのが良い。
もっと他の作品も読みたくなる、好きな作家であることは間違いない。


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