宿命 國松警察庁長官を狙撃した男・捜査完結 / 原雄一

警察庁長官が撃たれたなんてニュースは初めて知ったので、相変わらずの自分の世間のニュースに対する疎さにびっくりした。
みんなは知っていたの?

警察官がみんな原さんのような正義感に溢れた人ならいいのに、と強く思った。
と同時に、警察官もなかなか大変なんだな、と知った。
特になんだあの公安部幹部は、最低だな、とも思った。

要は、警察庁長官を狙撃した男は、オウム真理教とは何ら関係のない人間だったし、犯人本人も自白して罪を認めているのに、公安部幹部はどうしても犯人=オウム真理教関係者としたいため、その犯人の罪を認めようとしないのだ。

アホなんか。

逮捕状とか、家宅捜査の令状とかを申請して手に入れるのも一仕事なのだと知った。
もっと正しい行いがスムーズに行われる世界であってほしい。

私たちのお茶の間を賑やかすのは、昨今ジャニーズとか松本人志ばかりで、その裏で政治家が目論見通りの活動をしれっとしていたりするのの目眩しにもされている。

原さんと、中村泰は、敵同士でありながら、お互いの真髄を見極めて、完全に補完しあった。
ということを本編を通して感じた。

最後にこの書籍の刊行に寄せて中村泰本人からの文言があって、痺れた。

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