Baby Reindeer / 私のトナカイちゃん

一気見した。面白かった。

「かわいそう」な女性にうっかり声を掛けて、飲み物を奢ってあげて、そのまんまストーキングされて、とんでもない羽目になった男性が、最後は「かわいそう」な状態で、素敵なバーテンダーに飲み物を奢ってもらって、、、という、よくできたストーリー。

私にはファンはいたが、ストーカー素質のある人はいなくて、幸せだった。

とはいえ、もしストーキングされても、持ち前の塩対応で対処できる、と信じている。

このドニーは、いかにも付け入れられる感満載で、そりゃあ、そうなるでしょうよ、私はそうならんけどな、の、オンパレードだった。

私は、いじめられるのは理解不能だが、いじめられ続けるのには、何かしらの理由があるかだと勝手に思っている。
発端がなんであれ、なぜそれが継続するのだ、という話。
ブチギレて、反逆して、より上に立って、ズタボロにすればいいのに、と思う。
もちろん、どこにだって、誰にだって、いじめられるきっかけはある。その後の話。

だから、誰でもうっかり、そんなつもりない人に好意を抱かれちゃったりすることもある、と思う。
その後の話。

ぶった斬って、バカ言ってんじゃねーよ、誰がお前なんか、と、面と向かって言わなくちゃ。
それを言えないのは、ダメだよ。それはつまり、いじめられ続けているようなもんだよ。
私はそんなんじゃないから、と、言わなきゃ。言えなきゃ。

でもドニーは、染まっていった。
彼も孤独だった。世界も狭くて、いくつかの点でマーサに救われていた。
だから、足蹴にできなくて、挙げ句の果てにマーサでオナニーまでしてるし。
私から言わせれば、同類。
ドニーが最終的にストーカー(予備軍?未遂?)になるのも理解できる。

人間、足掻かなくちゃ。
少しでも気持ち悪かったり、居心地悪かったりしたら、赤ちゃんみたいに、全身でジタバタして、そこ飛び出なきゃ。

どうなるの、どうなるの、と、面白い展開&ストーリーだったけど、得たものは何もないし、私とは一生関わりのない世界の話だった。
(だから面白かったんだと思う。自分の世界の話は、別にNetflixでは見たくないから。)

世の中には、ああいう人たちもいるのね、かわいそ、ってか、絶対なりたくないわ、と思った。ただそれだけ。

幸せの形は人によって違う。もちろんそれはそう。何が正しいとか間違ってるとかもない。

でも人を巻き込むなら、その幸せの形も、他人に配慮して、丁寧に形成すべきだ。

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