
いい映画だった。
そういえば最近観た映画は「いい」という意見と「わるい」という意見がどちらもありえるような、そんなスッキリしない映画だったということに気付いた。
この映画はよかった!
悪い人が出てこなくて(私が良い映画という時は、いつもまずこれ)、見終わった後にスッキリする。
終戦前に離島でゴジラに出会った敷島。ゴジラを撃ち殺せず、そのせいで仲間たちはみんな死ぬ。
終戦後、見知らぬ女と、さらに見知らぬ赤ん坊と3人で暮らし始める。なりゆきで。
近所のおばちゃん(やっぱり安藤サクラだった)に文句を言われながらも面倒を見てもらう。
核実験で巨大化したゴジラが日本に向かっている。
銀座にたどり着いたゴジラは街を破壊して典子も行方不明になる。
国は何もできないので民間で戦うしかない。
アメリカはソ連に気を遣って助けてもくれない。
敷島は戦闘機に乗るために、橘に連絡して整備してもらう。
橘とは、離島で仲間がいっぱい死んだ時に生き残った整備兵。
敷島が機雷除去の仕事をしていた時に乗っていた船長の秋津さんは、「典子さんと結婚しろ」と言い続けてくれる若き親分、頼りになるしかっこいい。博士と呼ばれる野田さんは、いかにも学者っぽくて、くるくるパーマで、優しくて真面目でいいひと。小僧と呼ばれていた水島は、ゴジラ討伐作戦の船には乗せてもらえなくて悔しがっていたが、結局別の船で出航しており、彼たちの行動によって、ゴジラ討伐作戦は成功したと言える。
かっこいい男たち。
それと同じくらい、強くてしたたかな、典子と、安藤サクラ。
日本は強い国だ、と、思った。
それにしても、ゴジラ、かわいそう。


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