Receiver / レシーバー: 風を切って走る

面白かった。相変わらず、アメフトのルールは全部は分かんないけど、クオーターバック以外のポジションを初めて認識した。

一度だけ投げられるボール。投げるのは、チームのブレインのクオーターバック。

でもそれを受け取って走って得点を決めるのはこのレシーバーたちなのだ。

5人のレシーバーたちに焦点を当てたドキュメンタリー。

相変わらずこのアメリカスタイルの、説明も無しに場面がコロコロ変わる作り方は好きじゃない。

でもみんなとても魅力的な選手だった。特に花があったのは、ジョージ・キトルという49ersの選手。

なんと49ersは今年のスーパーボールでチーフスと戦って惜敗していたのだ。

テイラー・スウィフトの彼氏トラヴィス・ケルシーが優勝していた記憶があったが、そうか、そこにいたのか。

試合が4つのクオーターで、それぞれ15分だということも初めて知った。

美しいなー。そして一つの試合になるのね。

タッチダウンは6点、その後のキックが入れば1点。

あとは、攻守が、4回目?で交代?合ってる?

ひとくくりにアメフト選手と言っても、タックルを決めるような重量型と、レシーバーみたいに飛んだり走ったりする軽量型と、色々あるんだなあというのも初めて知った。

「あー、アメフトっぽい体型してるね!」って、そんなの全然言えないじゃん。多様性すぎる。

とにかくキトルはポジティブで、彼がチームにいることが、計り知れない財産なんだろうなと思った。

ロックスタータイプだ。さぞかし人気者であり続けたのだろう。いや今も。

彼が、ことあるたびに「oh I love football」って言うのが、本当にすごく良くて。

私もそうやってロックバンドを楽しめていたら良かったのに、とすら思った。

他の選手は、意外に黒人選手の方が、シリアスだったり分析派のアメフトオタクだったりして、そんな人種も性格も違う人たちが、同じチームでプレイして、敵であっても認め合ってるのって、すごくいいな、って思った。

私が留学してた年は、スーパーボールの日に、みんなで地元のNew England Patriotsを応援したな、と、そしてハーフタイムショーでジャスティン・ティンバーレイクが、ジャネット・ジャクソンの衣装を剥がして片胸が出たみたいな騒動になって、めちゃくちゃ盛り上がったなーと思って調べてみたら、やっぱりそうだった。

2004年2月1日、カロライナ・パンサーズに32-29で勝ってた。

Tom BradyがMVPだったんだ、なんて素晴らしい年のスーパーボールを、ニューイングランドで、素敵な仲間たちと過ごしていたんだ、私は。そのありがたさも、アメフトのルールもすっかり知らないまま。

たしかAFSの留学生同士のイベントが前日からあって、お泊まりで、外でジャグジーして雪の中に飛び込んだり、凍った湖上で花火して(アメリカでは花火は違法だと知った)、楽しかったな。

帰る日、が多分2月1日で、でも私は家に帰らずに、マイケルの家に行って、マイケルの友達たちとスーパーボールを見たんだ。

今思うと、小さなテレビだったな。20人くらいいたかな。あんなに大きいケーキ初めて見たな。幸せだった。

20年前の記憶。ずっと消えないでほしい。

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