
初めてちゃんと見たけど、菅田将暉って、いい俳優なんだね。
俳優のくせに歌まで歌ってる、と思ってたけど、めちゃくちゃいいじゃん。
箕面市出身なんだ。実家の近所すぎて親近感。
そして脚本が宮藤官九郎なのか、どうりで。
コロナ始まってすぐ宮城に移住した菅田将暉。家を貸してくれた人に恋をするんだけど、その人は3.11の震災で旦那と子供二人を亡くしてて、その当時の家が空き家のままだったので貸し出していた。彼女は亡き旦那の父親と、まるで親子のように暮らしている。小さい町にはその女性に告白して振られて諦めきれず応援する輩たちがいて、そんな町を菅田将暉は故郷の東京より愛し、自然に溶け込んでいく。一旦本社に帰らざるを得なくなるけど、その後ちゃんと宮城に戻ってきて、でも籍は入れず、ハッピーエンド、という話。
3.11の地震と、コロナを結び付けた作品を見たことなかったから、新鮮だった。
まあ、そうだよね、ダブルパンチというか、地方でのコロナがどんな感じだったのかは分かるから、やはりダブルで大変だったんだろうな。
私ですら大阪の実家に帰る前には陰性証明取ったな。高齢のおじいちゃんにコロナ移したりして、それのせいでおじいちゃんが死んだら、私も死にたくなるだろうから、それを避けるためだった。
大阪ですら、うっすら周りの目も気にしたから、もっと田舎の町には帰りたくても帰れないだろうな、と感じた。
いやーでも終始明るい菅田将暉のキャラと、趣味が釣りというのも非常によかった。
ご当地の名産品を、ちゃんと理解してありがたがって食べてる、朝早くても釣りにいく時はバリバリ元気、なの、ちょーー分かる。
愛おしい人。
宮城で住んだ家の、お隣さんのおばあさんと仲良くなって、それが自分の勤めている会社の社長のお母さん、ってことは、まあ、滅多にないだろうな、とは思うけど。
本当に良い映画だった。
邦画で嫌いな沈黙シーンがほとんどなくて、サクサク話が進んでいくのも気持ちよかった。
ヒロインの女優は、誰だ、知らない人だったけど、とても良かった。
井上真央、知らんなあ。
でもまあ、一番衝撃だったのは、三宅健だね。
クレジットで名前出てきて、え、健くん出てたの?嘘でしょ?と思って、でも思い当たるのって、あの金髪の輩、マジ?と思って、そのシーンを見返してしまったほどだった。
うそだー健くん、これ健くん?ただの汚い輩じゃん。現役でずっとアイドルの彼が、こんな演技もするのか、という衝撃と、てかほぼ森田剛やん、森田剛がやればよかったじゃん、と思った。
なぜ三宅健をその役にキャスティングしたのかが謎。
竹原ピストルズは、本当にハズレないな。彼はいつも作品に説得力をもたらす。


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