
トマス・ピンチョンの小説『ヴァインランド』を原作とした映画。
読まなくちゃ、原作を。ピンチョン、と聞くと、背筋が凍る。
大学〜大学院時代の教授の一番大事にしていた作家だ。
研究室のパスワードがpynchon1937だった。
とにかく、めちゃくちゃ期待していたのに、結果は79点。
ディカプリオのキャラクターも演技もとても良かったのにな。
極左革命グループ「フレンチ75」のメンバーであった二人が恋に落ちて、その後「フレンチ75」はバラバラになって、16年後もまだ「フレンチ75」のせいで追われるボブと、「ボブ」と「パーフィディア」の娘ウィラ、の話。
いいの、ボブもウィラ。なんなら、追い続けている敵も良いの。
パーフィディアだけが許せん。なんなの、好き勝手に反抗して、敵と作った子供をボブに育てさせて、捕まって仲間売って、一人無事にメキシコに渡って、最後は母親ヅラして!?嫌い!
と思ったけど、友達が、最後の手紙はボブが書いたんじゃないかと言っていた。それは熱い。より良いな、ボブ。
ウィラだけがかわいそうに、若くして、すべての事実を知ってしまって、生まれてからずっと育ててくれたボブが自分の父親ではなく、自分の母親を殺したと教えられていたロックジョーが自分の生物学的な父親だと知ってしまって、私だったら壊れてしまいそうなのに、彼女は健気に生きている。
どうか幸せになってほしい。母親のようにならないでほしい。
最初の30分くらいしか登場してなかったのに、パーフィディアのせいで、胸糞悪かった。


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