勝負眼 / 藤田晋

お酒を飲みすぎる、というところは、何度も深く頷きながら読んだ。

完全に同意だ。明日は我が身だ。

麻雀と競馬のところは、全然よく分からなかった。

共感できなかった。ふーんそうなんだ、という感じ。

このところ私は「カルチャー」を欲していた。

週末に映画館で見た『トレインスポッティング』が良すぎてね。

そうそうこれだ、私の生きる道は、と思ったのだ。

それに比べると、この本には「カルチャー」が無いのだ。

かつて流行った(そして今も書店には面で広く置かれている、東京駅の丸善にも)『DIE WITH ZERO』という本を読んだ時も、この『勝負眼』を読んだ時も同じような読後感を得た。

すごいためになることを言っているようで、今の私には何も響かないし、数年後にも響いてこないかもしれない。

心の琴線がわなわな震えるような、そういう感覚にならなかった。

である調で書いてるのに、最後の文だけですます調になるのもなんか嫌だった。

読んでいて、美しく無い、と思った。

すごい会社を作ったことはすごいと思う。眼は確かだ。センスも抜群だ。なのになぜ。

今年で社長を退き会長になるらしい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました