
すごーい。さすがスティーヴン・スピルバーグ。
ジュラシックパーク並みのクラシックBGMが素敵でした。
初めて観たけど、そもそもはミュージカルだったのね。
ロミオとジュリエットに着想を得て、1957年初演。
そして1961年に映画化。
それを観てないから、比較ができないけど。
あらすじはほとんど一緒みたい。
ミュージカルの映画って、なんかちょっと苦手で、だってしゃべってるのに突然歌って踊り出すの謎じゃん、っていつも思っちゃう。
でもこの映画はそんなの関係なかった。
立って歩いてるのとミュージカルパートの境目が無くて自然で、特にダンスパーティーのシーンは圧巻。
白人たちはブルーを基調とした洋服、一方でプエルトリコ人たちは赤とか黄色とか茶色を基調とした洋服。それがいっつも丁寧に描かれていてめちゃくちゃおしゃれ。
普段着でも様になってるんだけど、体育館でのダンスパーティーは、本当にウェス・アンダーソンのように色使いがキレイな画でした。
そう考えると、最後トニーと駆け落ちしようとしてマリアが家を飛び出してきた時にブルーのワンピースを着ているのが、すごく沁みる。
だって、部屋着でもピンクとか着ていたのにさ。
ってか、ブルーの洋服持ってたんだ、っていうレベルで。
心が愛に染まったのね。
さらに遡ると、ダンスパーティーの時に、真っ白いドレスだったのも素敵だった。
赤いベルトと赤いリップだけで、純白なのが、出逢いに相応わしい装いでした。
まあ、多分あらすじなんてどこ探してもすぐ出てくるけど、私は本当に忘れちゃうので書き記しておきます。
ニューヨーク、ウェスト・サイド、マンハッタン。
貧困・麻薬・酒浸りの親たちから生まれた白人の不良グループ。ジェッツ。リーダーはリフ。トニーは元リーダーで刑務所から出てきたところ。
プエルトリコから移民としてやってきたチンピラグループ。シャークス。リーダーはベルナルド。ボクシングが強い。恋人はアニータ。妹はマリア。
トニーとマリアがダンスパーティーで出会って恋に落ちる。
両グループは決闘(rumble)をすることになって、リフはベルナルドに殺され、ベルナルドはトニーに殺される。
トニーとアニタは駆け落ちを決意。黒幕はアニータなのよ。
ジェッツのみんなにレイプされそうになってキレたアニータは、トニーに「チノがマリアを殺した」と嘘を伝える。
キレたトニーは「俺も殺せ!」と通りに出て喚き散らすところで、マリアに出会い「生きてた!嬉しい!」となった瞬間、チノに殺される。
チノはマリアのことを好きだったらしい。そんな描写あったかな?
チノってあれか!!!ベルナルドがマリアに紹介して、一緒にダンスパーティーに行った人ね!オタクみたいな、退屈な人だった。
やばー存在感薄すぎて忘れていた。おそらくマリアもそうだろう。トニーに出会った瞬間に、チノの存在消えちゃったよね。ごめん。
あと、ジェッツにいた、女の子?がずっとシャークスのスパイをしていたよね?
なんだか不思議な描かれ方をしていたな。
楽曲はミュージカルのものと一緒なのか?
前半で歌ってたAmericaって曲が、めっちゃ耳に残ってる。
プエルトリコ人の女性たちが、アメリカ大好き、夢があって最高!って歌ってて、そこに白人男性たちが、でも狭い、高い、とか茶々を入れて、さらにプエルトリコ人男性たちも、いつかは国に帰ろう、なんて言い出すんだけど、やだ!いえーい!アメリカ最高!って踊りまくる女性たちが強くて美しい。
楽曲を作ったレナード・バーンスタインは、あれか?chick chick boom!で憧れの人として言及されてた作曲家?
1961年の映画も見たくなりました。
トニー役のアンセル・エルゴートは『ベイビー・ドライバー』のベイビー!
本当に背が高いよなあと思って調べてみたら193cmもあった。
マリア役のレイチェル・ゼグラーは20歳。3万人の中からマリア役に選ばれ、この映画でデビュー。めっちゃシンデレラ。と思ったら、白雪姫の実写映画に主演で出る予定らしいよ。
ディズニーらしい、プリンセスストーリーなのである。優勝!


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