
長澤まさみの作品を見るために、彼女のことが好きになっていく気がする。
たまに似てるね、なんて言われるのがどんどん幸せだと感じるようになった。
死んだ後、現世に未練がある人たちが集まって生きる空間。
現世の人たちの生活を見ることができるけれども、触れられないし、声も届かない。
ただただ時間だけが経過していく。
未練が解消された時、人は本当に死ぬ。
その空間から、その先へ行くのだそうだ。
私がもし死んでも、現世に未練なんてないだろうから、そんな空間なんてかますことなく、まっすぐその先へ行くだろうと思った。
死んでしまった知ってる人たちがその空間に留まっているのかどうかわからないけれど、何か私に対して未練があるような人はいないのだろうとも思った。
きっと、おじいちゃんもおばあちゃんも会いに来ないし、いや、ちらっと私の生活を見に行ったとしても、私に対する未練ではないのではないだろうか。
もしかしたらおばあちゃん、私の結婚式をみたかったと思って死んでいったのかもしれない。
そして今も、あの空間に、1人の残されて未練が果たされぬまま、囚われているのかもしれない。
たまに私の様子を見に来ても、いつになるのかと嘆いているかもしれない。
そしたらおばあちゃんとそこにいてね。
私もおばあちゃんに結婚式を見せたかったと言う未練だけ持って死ぬかもしれない。
そしたらそこで会えるし、そこで誰かと結婚式をあげよう。そして2人ともその先へ行こう。
優しくて泣き虫だったおばあちゃんは可愛かった。
おばあちゃんをたくさん傷つけてたくさん泣かせてしまったと思う。
消えない傷を負わせてしまったとも思う。
でも私なんかに未練なんかなかったよね。
もっととっくの早くに諦めていたと信じたい。
両親もお願いだから私に期待を抱かないで欲しい。
結婚とか孫とか諦めて欲しい。
そうじゃないと死んだ後めんどくさいよ。
私は今死んでも誰にも何の思いもない。
やっと死ねたと思うはずだから。
フェアじゃないじゃん、みんなが悲しんだら。


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