
私が一番びっくりしてるんだけど、初めて観た。
あらすじは知ってた、死体を探しに線路沿いにずっと歩く男の子達の物語。
そして主題歌も、もちろん。
クリス、リバー・フェニックス。
なんたる魅力。
4人の男の子達(12歳という設定)を身近に感じながら観た。
原作はスティーブン・キングの小説。The Body。
映画のタイトルがStand By Meになったのは、主題歌より。
キャッスルロックという街。オレゴン州の架空の街。
ちなみにスティーブン・キングの他の作品にもキャッスルロックという街が出てくるらしい。それらはオレゴンじゃなくてメイン州の架空の街らしい。
なぜかって?スティーブン・キングはメイン出身だから。
メインの人々は彼のことをとても誇りに思ってる。
幼少期から物語を書いて過ごしたというスティーブン・キングの実体験が、ゴーディにも出てるね。
ゴーディはお兄ちゃんデニーを事故でなくし、傷心の両親に、塞ぎ込んでしまう。
クリスのお兄ちゃんアイボールは不良。
テディ(眼鏡)のお父さんは、元軍人。ノルマンディーで戦ったが、その後精神をやられ、テディを虐待しているもよう。でもテディはパパが大好きで尊敬している。
バーンはポッチャリ。お兄ちゃんは、アイボールとおんなじ不良仲間。
そんな4人が、ブラワーという死体を探しに出掛ける。
友達の家の裏庭でキャンプをするから、というアリバイで集まる4人。
荷物よ!!!!
寝袋だけ??
寝袋っていうか、ちょっと分厚めの布のマットレス丸めて、紐つけて、肩からぶら下げてるの。
アメリカって感じ。女の子なら枕抱えてきそう。
ゴーディは、リュックサック背負ってたけど、あの中にマットレス入ってたのだろうか?
水筒を探すにあたって、両親にデニーのことを思い出させてしまい、微妙な空気になる。
線路を歩く旅は、等身大で面白かった。
ミッキーマウスクラブ見てる?って聞いた時、みんなYeah!って言うの、可愛すぎでしょ。
タバコとか吸ってるけど、12歳で、女の子の胸が大きくなってきたことでワクワクしちゃうの、かわいい。
食後の一服がたまんねーんだよな〜って言ってるのもかわいい。
ご飯を買いに行かされたゴーディは、店のおじさんに、お兄ちゃんの話をされて、動揺する。その後もずっと、ゴーディは、お兄ちゃんの影に囚われてる。
これって、スティーブン・キングも養子だったお兄ちゃんがいたから、何か影響受けてるのかな。受けてるのだろうね。
4人とも死ぬわけない、と思いつつ、川の上の線路を歩くシーンは、ドキドキしたよね。間一髪。
あと、夜、見張りを立てるところの、バーンの番、めちゃくちゃ笑ってしまったわ。びびりすぎ。かわい。
クリスはずっと男で、かっこ良くて、優しくて、リーダーで、特にゴーディに優しい。
クリスが言うことは全部正しくて、優しくて、本当に素敵。
夜、見張りの時の、クリスの番で、悪夢にうなされていたゴーディにGet back to sleep,という優しさや、そのあと、二人並んで、給食費を盗んだことに対する3日間停学の不満や、不条理について話して、泣いてるの、もう、抱きしめたい!!!
沼のシーンも面白かった。
新喜劇のように、深みにハマって素転げる4人。
ヒルに噛まれるシーン、これね、私の母親が言ってたやつ。
やっと同じ景色を見れたよ。
ブラワーの死体を見つけたところにやってくる、不良集団(クリスの兄達)、そして銃をぶっ放すゴーディ。
朝5時の別れ。
この夏休みが終わったら、みんな中学生になるんだよね。
今までとは変わっていく、夏が終わる頃には、変わってしまう、ってことを想定しながらの、別れ、寂しい。
あのあと、秘密基地には集まらなかったのだろうか。
アメリカの子供にとって、夏は世界を変える。
一皮、二皮むけてしまう。
そのまま、疎遠になってしまうのも、たやすく想像ができた。
私が12歳の頃は何をしていたかな。
今でも愛しく思うような友達はいたかな。
それなりに冒険はしたけれど。
親は不安だろうね、不良になったり、死体探しの旅に出かけたり、もう、他人と思わなきゃやってけない。
怪我しても、ヒルに噛まれても、死にそうになっても、そんな経験も大事よ、と思えるのがいいな。
そして、クリス役のリバー・フェニックス。
これが、16歳で、23歳の時にはコカインとヘロインのオーバードーズで死んでしまう。
ジョニー・デップの経営するクラブで、10/30。なんと。
美しい伝説。


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