
思い返せばあたしは、授業中に先生が紹介する本は
ほぼすべて手に取って読んできた。
なかなか良い生徒ではないか。
本当に先生のセンスは信頼しているのだ。
そういう意味ではこの1年、学校を離れてしまった損失はでかい。
またオススメの本聞いとかなくちゃな。
この『フランケンシュタイン』は授業中に何ページかを紹介されて、
もっともっと読みたい!と思ってすぐ本を買った。
それはまあとてもおもしろくて、
なんであたし『フランケンシュタイン』の真相を全然知らなかったんだろうと思った。
だって多くの人間と同様に、あのモンスターのことを「フランケンシュタイン」だと思っていたのだから。
でもそういう誤解は解けてよかったし、この先の人生でこの知識は絶対役に立つ。
この本がアメリカ文学史に大きな痕跡を残したことは、
とにかく本を一度読めば分かる。
衝撃がすごいのだ。
そして物語の構成も完璧。
とても読みやすいのに、とても高度。
すごくすごく可哀想なモンスター。
この本を読んで初めて彼の悲痛な叫びがすごくよく分かった。
人類はフランケンシュタインを勘違いしすぎである!
あんなハロウィンの主要メンバーみたいな扱いをされては困る!
彼はとても美しい心の持主だし、あたしよりも勤勉なのだ。
だってあたしが読もうと思って始めたはいいが途中で放置されたままになってる
『失楽園』だって彼は独学で読み終えたんだ。
思い出したら泣きそうになってきた。
フランケンシュタインが作り出したモンスターは最高。
そしてこの恐るべき作品を若くしてこの世に生み出した
メアリー・シェリーの創造力に乾杯!


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