容疑者Xの献身 / 東野圭吾

やっぱり良い作品は良いんだなあ。東野圭吾なんてちょー売れっ子作家で、この作品もかなりのヒットだったことは知っているけれど、読まずに来た。それでいていつかどこかの古本屋で買った本はあった。なので読んでみたら、まんまとハマり1日で読み終えてしま...

人生には何ひとつ無駄なものはない / 遠藤周作

小説しか読んだことなかったので、エッセイとかも知らないし、彼の内面は全然知らなかった。クリスチャンだったとか、持病があったとか最期も病と戦っていたとか、フランスに初めて留学した学生だ、とか。そうだったのか。読みやすいんだけど、やはりプツプツ...

ババヤガの夜 / 王谷晶

「ババヤガ」って何?と思って読み始めたが、読み終わっても分からぬ。しかも英語表記だと「Baba Yaga」になるんだ?「Yaga」ってなに!?もーよく分からん。この作品を読む前に、まず、世界最高峰のミステリー文学賞・ダガー賞〈翻訳部門〉を受...

音楽は自由にする / 坂本龍一

何となく知っているようで、全然知らなかった人だった。YMOの音楽もちゃんと聴いたことなかったし、気が付いたら「巨匠」と呼ばれていた人、という存在。音楽と、音楽じゃない世界で神のような偉業を残し、死んでしまった。伝説の人。そんな人の、生まれ育...

愛のゆくえ / ブローティガン

実家に眠っていた本を連れてきた。アメリカの不思議な図書館で働いている男性が、世にも美しい女性と出会い、恋人になり、半同棲状態になり(だって彼女は自分の家はあったのだ)、妊娠してしまい、堕胎するためにメキシコのティファナまで行って、無事に堕胎...

強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考 / 井上 慎平

しんちゃんの本。よく知ってるから、会えなかった間彼がどんなふうに生き抜いてきたのか、リアルに想像できた。コロナ禍、元気な時に電話くれた時の、空元気な声。自身の子供との向き合い方、長野への移住。大変だったね。でも絶対正解だよ。多分、働く私たち...

高機能アルコール依存症を理解する: お酒で人生を棒に振る有能な人たち / セイラ・アレン・ベントン

『あの日に消えたエヴァ』を読んだ時に「高機能アルコール依存症」という言葉を知った。その時から、今でも、私は多分そうなんじゃないかとうっすら思っている。この本は、実際の高機能アルコール依存症の人たちの実態が載っていて、非常に面白かった。記憶を...

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版 / 井川意高

へえー、大王製紙の前会長、そんなギャンブルにハマって、子会社のお金使い込んでたんだ。知らなかった。ギャンブル依存症ってこわいね。にしてもやはり、作家ではないので、文章の書き方はそんなに好きじゃなかった。特に、芸能人・有名人との繋がりについて...

私の男 / 桜庭一樹

やっばい本だ。久々におもしろすぎる本を読んだ。先が読みたくて読みたくて、歩きながら読んだのは本当に久しぶり。この本を読んで、今、私は恋人のことを、この本を読む前よりずっと強く愛している。それでいいのか、と、堰が外されたように、愛が溢れ出した...

一汁一菜でよいという提案 / 土井善晴

美佳が好きな土井先生。そんな入り口だった。美佳が好きというだから、素敵な人なんだろうと思っていた。転職して、ちょっと近くなって、そろそろちゃんと知ろう、と思って、古本屋で手に取った。想定通りの内容。レシピ本でもない。本当にただ題目通り「一汁...