貘の食べのこし / 中島らも

素晴らしいタイトルだ。最初に言っておくがあたしの恋人は貘だ。ははは、いいだろう。とてもかわいい。44頁。不幸をひけらかすのが人に迷惑なのと同じように、幸福だって隠しておくのがよいものようだ。あと好きなのは、179頁からの愛についてのとこ。と...

ブラック・ジャックになりたくて / 岩平佳子

おそらく弟のものだろうと思われる本を読んだ。読みやすかった。一瞬だった。医学は素晴らしい。ないものができたり、あるものがなくなったり。魔術のようだ。でも、指や腕の毛細血管を繋いだり、というのは、人間の成せる業であって。すごいな。遠い世界だ。...

僕に踏まれた街と僕が踏まれた街 / 中島らも

ええ、ただいま、現在、ウィスキーのボトルをすっからかんにして、物足りない気持ちでらもを読み続けています。この本を読むのは2回目なのだが、昼間バイト先で読んでいた部分がちょうどアルコールのえぐいところで、どーにもこーにもお酒が欲しくなって家に...

恋は底ぢから / 中島らも

あっけらかんとしていて面白かった。エッセイ集は気楽に読めるから好き。本当に彼はおんなじ内容のエッセイを2回も書いていて笑った。編集者も気が付かないってどんなやねん。でもそれこそ頭の中をごそっと書き出すようなエッセイというジャンルで2回も描写...

告白 / 湊かなえ

気になっていた小説。やっと読めた。単行本で出ていたときからもう2年も経ってしまったのね。ソファの上で休憩も挟まず一気に読んでしまってどうしてもっと早くさくっと読まなかったのかと悔しくなった。なんだか億劫で手が出なかったのだ。こういうのが良く...

人体模型の夜 / 中島らも

うは。久しぶりにらも読んだ。いやあ、やはり愉快痛快!あとがきで夢野久作の名前が出て来たのがおもしろかった。この本は特にね。初めて読んだときもそうだったけど、今夜は深夜にお風呂で読んだからなおさらね。らもはすごいなあと思う。奇天烈さとか不気味...

ねじまき鳥クロニクル / 村上春樹

お風呂に入るまでの間に。春樹つながりでどどんとこの三部作。ちゃんと全部読んだの。本当に。ただ、たぶん、読み直すことはない。井戸。満州の戦争。サンドイッチ。夏。庭。女の子。女の子たち。春樹の小説に出てくる現実離れした男の人はとても好きだ。ぽっ...

ドグラ・マグラ(上)(下) / 夢野久作

やったー!!読了。そして絶句。ってゆーかなんだか笑けてくる!楽しくなってきたー!!!もっとあたしおかしくなってしまうのかと思ったよ。もっともっと支離滅裂な感じかと思った。全然ストーリーがあるじゃないか!しかもああいうどんでん返しは大好きだ。...

半落ち / 横山秀夫

これは随分前から気になっていて、随分前に読んだものである。読み返そうかと思ったが、大まかな話の構造と展開と、そして結末を決定的に覚えていたので、もういいかな、と思う。なるほど、そういう動機もあるのね、という新鮮な感想を得たことを覚えている。...

死神の精度 / 伊坂幸太郎

2回読んだ。なんとなくの話は覚えていたが、展開や結末などで忘れていたことが多く、新鮮で面白かった。たまにぷぷっって笑っちゃうところがある。少しずれてる死神はシュールで面白い。最終話は感動したー!そうだそうだそうだった!畳み掛けるように物語が...