最低で最高の本屋 / 松浦弥太郎

24歳の誕生日にもらった本。いつからか、誕生日に本をもらう機会が増えた。大人になってるってことかな。数年前までは本なんてもらっても一番いらないものだったのにね。時の流れは人間をこうも変えてしまうものなのか。我ながら驚きです。そしていつも思う...

monkey business vol.1 / 柴田元幸

2008年春の野球号。あんまり野球とか興味ないんだよなーと思いつつ、このシリーズを読破すると決めたので、意気揚々と手に取った1冊目。結構、魅力が分からないのと分かるのと二極化したかも。なんとなく好きだったのは、岸本佐知子の「分数アパート」。...

夫婦茶碗 / 町田康

偶然と偶然が重なってこの本に辿り着いたのです。楽しく読ませていただきました。文体が似てるんだよなあ。彼に。トーンが。温度が。おもしろい。それにしてもいい加減、INUをちゃんと聴かなくては。まだまだこのストーリーは続いていきそうです。ケイティ...

頭の中がカユいんだ / 中島らも

何度でも読もう。痛快で大好きだ。文章の節々を覚えてしまった。とても良い。後味が良い。何度でも読もう。

ジーキル博士とハイド氏 / スティーヴンスン

やっと読めた。なるほどーという感じ。二重人格の代名詞にもなってしまってるから、読んでいる途中で展開が予想できてしまい、非常に残念であった。無垢な状態で読みたかった。社会は知識を詰め込みたがる。驚いたのは、「薬」だったのか、ということ。結局外...

異邦人 / カミュ

意外にもすんなり書評が書けない。「理不尽」とか「不条理」とか「ママン」とか「太陽のせい」とかそんな言葉でまとめられるほどシンプルではない。むしろ全体を通して気になったのは、話の内容以前に、語り手の口調。これか?これなのか?大学院でかじりつき...

蝉しぐれ / 藤沢周平

大学院では米文学を専攻しているが、私が本当に好むのは、古めかしい日本の言語ではないかと最近、心から考えさせられてしまう。聞いたことあるタイトルだな、と手に取ったこの本は、読み出したら止まらなくて、一気に読み耽ってしまった。牧文四郎が頭の中で...

ヴィヨンの妻 / 太宰治

ずいぶん前に買っておいた本をやっと読むことができた。太宰の短編集。暗く、悲しく、絶望的、破滅的。でもあたしは生まれ変わるなら、太宰になりたいと思う。単純にうらやましいのだ。いいところの家に生まれ、見た目も良いし、酒に溺れ、毎日毎日せっせせっ...

新しい日本語学入門 / 庵功雄

これを書き終わるまでが宿題だと思って…さて、大学の課題で読みました。強制されなきゃ自発的には読まなかったと思います。それくらい専門外の分野でした。時間にも追われ、1日もかけず、超特急かつ丁寧に読破。 なんとまあ日本語は複雑な言語なのでしょう...

号泣する準備はできていた / 江國香織

言葉にできない。引用します。隆志と身体を重ねることは、私の人生で最大の驚きだった。あんなふうにらくらくとするすると、しかもぴったり重なり組み合わさるなんて。あんなふうに嬉しいまま、甘いまま、笑いながら愛おしみながらどこまでも止まらない気持ち...