死ぬ気まんまん / 佐野洋子

2008年のエッセイ。いよいよ死を見据えてる佐野さんの言葉。達観している。死ぬのを恐れない強さがある。「命と金は惜しむな」という父の教え通り、佐野さんは命と金に執着しない。癌再発を知った時、死ぬまでに必要なお金を計算して、余ったお金でイング...

ぼくのこと、ミッフィーのこと / ディック・ブルーナ

表紙の優しそうな笑顔。真っ白くて形の整ったチャーミングな口髭。うさぎみたいな人だ。と思ったら冒頭でいきなり卯年生まれだと言うので、深く頷いた。手書きのメッセージにも人柄があふれていて、77個の質問に対する丁寧な返答にも誠実さがあふれていて、...

ハリー・ポッターと炎のゴブレット / J.K.ローリング

リドル家の屋敷跡で庭番のフランク・ブライスがヴォルデモートとワームテール(ピーター)の会話を盗み聞きする。大蛇のナギニに見つかり、フランクは2人と対面し、恐怖で失神する。その様子を夢で見ていたハリーは額の傷が疼いて、深夜に飛び起きる。ヴォル...

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 / J.K.ローリング

13歳の誕生日。夜中ベッドの中で夏休みのレポートを書くハリーの元に、ロン、ハーマイオニー、ハグリッドからの誕生日カードとプレゼントが届いて嬉しい。学校の書類でホグズミード村へ行くために親の許可が必要なので、マージおばさんが1週間も家に来る間...

ハリー・ポッターと秘密の部屋 / J.K.ローリング

1年生が終わって、帰省した夏休み。魔法嫌いのダーズリー家では、相変わらずハリーは居心地が悪い。飛び回るふくろうのヘドウィグに文句を言うバーノンおじさん。家の中で魔法の「ま」を言うことも許されていない。ヘドウィグは鳥籠に閉じ込められ、鍵をかけ...

ハリー・ポッターと賢者の石 / J.K.ローリング

プリベット通りに住むダーズリー夫妻。ダドリーという赤ちゃんがいる。ダーズリー夫人の妹がポッター夫人。ダーズリー夫人(ペチュニア)は妹とは関わらないようにしている。魔法とかが大嫌いなのである。文字を読んでいるような猫、多数のふくろう、不気味な...

株式会社 家族 / 山田かおり

なんか気になって、フワッと読んだ。愉快な家族だ。父と母が最高。最後の最後で知ったのだが、挿絵は全部妹さんだったのね。(さらに、裏表紙の見返しは、父なのね)デザイナーさん。知らない人だった。淡々とした語り口調がいい。父のエアゴルフをびっしり手...

家族が語る山下清 / 山下浩

山下清の甥にあたる山下浩さんによる作品。清の文章を引用されると、かなり鮮烈に覚えているので、「知ってるもんね〜」という気分になるのだが、丁寧なバックグラウンドを書いてくれるので、これは非常に助かった。例えば式場先生。清の文章だと、突然当たり...

裸の大将遺作 東海道五十三次 / 山下清

遺作となった。東海道五十三次。式場先生が亡くなって、ライフワークとして山下清が選んだのは、東海道五十三次。30年かかるだろうと考えていた。昔のようにぶらりぶらりしながら気ままに、と、考えられるかもしれないが、場所はある程度決まっているわけだ...

ヨーロッパぶらりぶらり / 山下清

想像していたよりも、ずっとおもしろい。山下清が海外に行くということ。最初の荷造りのシーンから、最高なのである。パスポートの力を知る。CAに尋ねた一言は、私はこの小説以外にもどこかで読んだ気がする。「おばさん、おばさん、この飛行機はジェット機...