羊をめぐる冒険(上)(下) / 村上春樹

初めて読んだ時は、そのまま寝入って、とても怖い夢を見たんだ。この三部作は印象が強烈すぎて、あらすじがまるごと頭の中に入ってしまっている。その中でも一番スリルでサスペンスな作品。最後の、海で、二時間泣いたってところとか、うわあーんってなるな。...

美しいアナベル・リイ / 大江健三郎

わあー。難しい!というか、何時代!?とてもこれが数年前に出版された小説だと思えない。なんというか、遠い世界だなあ。話に入り込むのがなかなか難しい。大江健三郎。ノーベル賞を取った人なんだよな。初めて読んだ。表紙の「アナベル・リイ」とか「ロリー...

サイボーグ・フェミニズム / 巽孝之編

やっと読了。それにしても難しかった。やはりあたしは論文にとても不慣れだ。意味を解釈するのが困難。一応読み終えたけど、自分の言葉で噛み砕ける訳もなく、どれだけ理解しているかも怪しいところです。でもあたしはフェミニストではないんだけどなあ。サイ...

1973年のピンボール / 村上春樹

そうか。彼も24歳なのか。同年代の人が主人公の小説を読むのが好きだ。自己投影しやすいからだ。小説の中で、あたしの生きたかもしれない別の世界が広がっていく気がする。スペースシップに再開するところのシーンは印象的だな。すごいくっきりと描写されて...

風の歌を聴け / 村上春樹

もう何度読んだだろう。授業で読んだりレポートで読んだり。ほんの数十分で読めるから好きだ。春樹の文体は好きだ。英語を日本語に訳したような、ぎこちない文体。あたしの教授は大嫌いだと言っていた。虫酸が走るって。でもあたしは好き。というか、それがあ...
映画

BECK

そういえば前にDVD借りて観たので、これもちゃんと記しておこうかと。水嶋ヒロの英語、なんか、しゃべれててむかつく。笑外国人としゃべってるとことかも、なんか、ぷ。妹との会話シーンとか、もーえーって、邦画やねんから、みたいな。あたし本当に昔から...

老人と海 / ヘミングウェイ

たしかにこれは男の小説である。女である意味を見出せなくなる。すごいよなあ。シンプルな話なのに。無駄がない。でかいマグロを捕まえて帰ってくる途中でサメに全部喰われる、という話。少年がいい味を出しているよな。そして今回はこの福田恆存さんの素晴ら...

生きながら火に焼かれて / スアド

本を読むようになってかなりの初期的な段階でこの本を読んだので、その衝撃は半端なかった。すべての場面を想像しながら読み進めたが、自分で想像しておきながら信じられなかった。その景色が。ものすごくリアルでこわかった。あたしは今日この町もあの街も嫌...

すみれの花の砂糖づけ / 江國香織

この詩集が好きなのは知ってた。だって、間違いないもの。すぐに読めちゃうことも知ってた。そしてちゃんと知ってた。たくさん入ってる詩の中で本当のお気に入りは一握りだということも。昔読んでポストイットを付けていたものも読み流してしまったりする。そ...

対話篇 / 金城一紀

これは決してライヴの前に読むべきではないなあ。まあ良いライヴが出来たから良いのだけども。それにしても、同じ本を二度読むというのは実におもしろい。中島らもなんかはけっこう覚えている。エッセイのオチなんかも思い出しちゃって最初から分かったりする...